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MORI'S ASTRONOMY


形成途中の惑星状星雲

Credit: Susan R. Trammell (UNC Charlotte) et al., ESAIC, HST, ESA, NASA

CRL 618 は、オリンピックの受賞台で勝利宣言をして手をあげている選手のように見える。CRL 618 の形について、こう表現する人もいるかもしれない。CRL 618 は、わずか数百年前には、比較的地味な 赤色巨星 に見えた。そのとき以来、この星は核部分の物質を使い果たして核融合ができなくなり、惑星状星雲への道をたどり始めた。現在、原始惑星状星雲段階にある CRL 618 は急速に変化しており、時速70万km以上で外側へ向かって移動する複雑なジェットとリングの形で、熱いガスを放出している。数千年もすると、光る低温の赤色巨星核は裸になり、熱い白色矮星が見えてくる。惑星状星雲形成については、どのようにしてこのような形状になるのかを含めて、わかっていないことは多い。たぶん、いつかある日、この星雲の別な部分も勝利の手をあげるような形のものが形成されることになるだろう。CRL 618 は、炭素連鎖分子が非常に豊富である。

Translation: Mori Kanai


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