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MORIの
天文ページ
MORI'S ASTRONOMY
Credit: V. Bujarrabal (OAN, Spain), WFPC2, HST, ESA, NASA
一生が終わった星から放出されたガスが高速で広がってできた腐卵星雲。星が核の燃料を使い果たすと、その中心部は収縮して白色矮星になる。そのときに放出されるエネルギーで星の外層部ガスが吹き飛ばされるが、この星の場合のガス放出は美しい。時速数百万キロの速度で広がるガスが星間ガスに激突すると超音速衝撃波前線が形成され、そこにある電荷水素と窒素が青色で光る。衝撃波前線は複雑な形になるということが以前から予測されていたが、これほど鮮明にそれが撮影されたのは初めてである。死にゆく中心星は、厚いガスとチリで見えなくなっている。「ひょうたん星雲」という名前でも知られるこの「OH231.8+4.2」は、今後1000年で完全な双極惑星状星雲になることだろう。1.4光年にわたって広がるこの星雲は、「船尾(とも)座」の方向、約5000光年の距離にある。
Translation: Mori Kanai