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MORI'S ASTRONOMY
星が誕生しているピラー
Credit: Mark McCaughrean and Morten Andersen (AIP), European Southern Observatory
M16「ワシ星雲」内の、星間ガスとチリの雲先端の近赤外線フォールスカラー画像。これは7000光年の距離にある星形成領域の「柱状の雲(ピラー)」で、1995年のハッブル画像(CD-ROM「NASAの宇宙探査」1999年版 に収録)で有名になった。「ピラー」表面は、指の形をした蒸発しているガスの胞子(EGGs)で覆われている。近赤外線が貫通してチリの雲の縁は透けているが、このように比較的長い波長で撮影しても雲の中心核は暗くぼんやりとしか写っていない。それでも、欧州南天天文台のアンツー望遠鏡で撮影したこの画像には、ハッブルの可視光では直接検出できない明るく黄色い大質量星が1つ写っている。この非常に若い星は、星のすぐ上側の、中央にねじれた縞模様のある小さな青っぽい星雲を照らし出している。さらにその下と右にも、もっとずっと暗くて質量の小さな星がいくつか写っている。これもワシ星雲のEGGs内にある生まれたての星で、可視光では見ることができない。これらの生まれたばかりの星は、星雲内の物質を集めてすでに収縮しているのかもしれない。星が存在している壮観な柱状星雲は、近隣の生まれたての他の星からの強力な放射によってまだ浸食されておらず、空洞化もされていないが、それが浸食され始めると、その中で形成途上にある星は、星を作る材料を絶たれることになる。こうなると星の成長は妨げられ、惑星系の発達も深刻な影響を受ける。