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MORI'S ASTRONOMY


エンケラドスでスキー

Credit: Voyager Project, NASA




土星の小さな内側衛星「エンケラドス」。土星のこの月は、直径が約500kmしかない。しかし、この遠くにある冷たい月は太陽光の90%以上を反射し、ちょうど新雪が積もった地表と同じような反射率を持っている。この画像は1981年にヴォイジャー2号によって撮影された画像のモザイクで、表面には様々な表面形状が写っているが衝突クレーターはほとんど見られない。このことは、この月が遠い過去に完全に凍ってしまったにもかかわらず活動的な世界だということを示している。事実、「エンケラドス」の表面が新しく見えるということは、たぶん潮汐作用によって引き起こされていると思われる月内部の活動によって熱が起き、このために水が液体状になって、間欠泉、つまり水の爆発的噴出が起きているのかもしれない。「エンケラドス」の軌道は土星の薄い外側「Eリング」内部にあるため、この月の表面はリングを作っている氷の粒子に常に打たれて、雪のような明るさを保っているのかもしれない。「エンケラドス」表面に水の爆発的噴出があるのなら、これによって逆に「Eリング」に物質が供給されているということもあるだろう。惑星を渡り歩いているスキー狂に言わせれば、ちっちゃな「エンケラドス」には重力が地球の100分の1しかないので、ジャンプには絶好だ。

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