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Credit: B. Balick (U. Washington) et al., WFPC2, HST, NASA

星は、死んだ後の方がきれいに見えるのだろうか?実際その通りで、星は死んだときに最も芸術的な装いをする。我々の太陽や、この画像中の M2-9 のような質量の小さい星の場合、星を包んでいる外層部のガスを放出して、通常の星から白色矮星へと形を変える。このとき星からガスが放出され、そのガスは膨張して「惑星状星雲」と呼ばれる印象的な形が形成されることが多い。この惑星状星雲は数千年という年月をかけて、徐々に消えていく。蝶々星雲「M2-9」までの距離は 2100 光年で、この星雲は2つの羽のような奇妙な形をしている。星雲中心部には2つの星があり、冥王星軌道の10 倍の大きさのガスディスク内部を周り合っている。最期を迎えた星周囲から放出されたガスはこのディスクを貫通して外側へ広がり、2極のふくらみを作っている。惑星状星雲を作り出している物理プロセスは、まだわかっていないことが多い。
Translation: Mori Kanai