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Credit: Hubble Heritage Team (AURA / STScI/ NASA)

画像右下にある星団は「Hodge 301」としてカタログに載っている星団で、タランチュラ星雲の住民である。南半球で見える星雲、空をのたうつ毒ぐものタランチュラは、我々の隣にある大マゼラン星雲中、16万8000光年ほどの距離にある活発な星形成領域である。「Hodge 301」内の星は数千万年前に同時に作られ、質量の大きな星が核燃料を速く消費すると、次々に爆発していく。事実、「Hodge 301」の赤色巨星は、星進化のこのような激しい最終段階(超新星爆発)に急速に近づいている。これらの超新星爆発によって、星雲ガスの中に物質と衝撃波が送り返され、このハッブル宇宙望遠鏡画像にも写っているタランチュラの光るフィラメントが作り出されている。しかし、この壮観な星の死の爆発は、星形成の知らせでもある。つまり、爆発波によってガスとチリが押されて濃密になる部分ができ、最終的にタランチュラ星雲内部のその部分に次世代の星が形成されるのである。
Translation: Mori Kanai