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Credit: Y. Naze, G. Rauw, J. Manfroid, J. Vreux (Univ. Liege), Y. Chu (Univ. Illinois), ESO

近隣銀河「大マゼラン星雲」中に花開いたこの壮観な星雲は、表面温度が10万度にまで達する大質量星からの放射と風によってエネルギーを得ている。この画像は、欧州南天天文台のメリパル望遠鏡によって撮影された合成カラー画像で、このエネルギッシュな星雲の詳細を解像している。画像を作っている色は、青色の色調がヘリウム原子からの放射、緑色が酸素原子からの放射、赤色が水素原子からの放射を示している。発光星雲というのは普通、電離水素原子(電子が剥ぎ取られた水素原子)からのなじみ深い赤色光を示しているものだが、これに対して、青色になっているヘリウム放射のフィラメントが存在するということは、電離水素原子よりも高いエネルギーの相互作用があるということを示している。主にこのことが、この発光星雲と最近調査された発光星雲が特別なものになっている理由である。この星雲の始まり、エネルギーをもらっている大質量星の ウォルフ-ライエ星 がその生涯の初期段階のときに作り出した宇宙のバブルで、そのバブルの一部は画像下部に大きなアークとして今でもはっきりと残っている。撮影された領域の大きさは、約150光年の幅である。
Translation: Mori Kanai