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Credit: R. Thompson (U. Arizona) et al., NICMOS, HST, NASA

卵星雲は、星が壊れてできた。鳥の雛が生まれるときに卵の中から殻をつついて出て来るように、卵星雲中心の星もそのガスとチリの殻を吹き飛ばして徐々に白色矮星へと変化する。この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ多天体スペクトル分光器(NICMOS)によって撮影された。星周囲は現在、チリの厚いトーラス(円環)で囲まれており、そのトーラスを通り抜けてシェルのガスが噴出している。新たに放出されたガスシェルは、オリジナルのハッブル画像やこの画像に見られるように、トーラスからビームの形で外へ逃げている。この赤外線画像の色はフォールスカラーで、2つの異なるタイプの放射を強調するために色が割り当てられている。赤色は膨張するガスの衝突で熱せられた熱い水素ガス、青色は中心星によって拡散させられた星雲中のチリからの光を示している。卵星雲は我々の太陽系の数百倍の大きさがあり、光が我々に届くのに約 3000 年かかる。
Translation: Mori Kanai