2004.7.29.
遠隔調査と13メートルの走行を完了。走行は、老朽化した6番目の右前輪の作動装置のこれ以上の摩耗を最小限に抑えるために、5つの車輪で行われた。5輪走行時には、ビジュアル距離測定を使ってスピリットの正確な位置を把握。走行最終の短距離は、目標地点に到達するための6輪走行を実施。このアプローチはうまくいき、右前輪の作動装置の寿命を長くするために今後も5輪走行が続けられる。
ソル191日
ソル192日
ソル193日 今後数ソル日で、岩石剥離器などの科学機器を使って「ウーリーパッチ」の調査を行う。その後は、コロンビアの丘を登る活動を再開してさらなる露出岩石を探す。
2004.7.29.
ソル184−185日
ソル186日
ソル187日
ソル188日
ソル189日 ソル189日終了後のトータルの走行距離は、3450メートルになった。スピリットの進行方向の向きは、184.8度である。
2004.7.29.
Credit: NASA/JPL スピリット周囲360度を写しだした画像。この画像はソル189日(2004年7月15日)に撮影したもので、コロンビアの丘の西山脚部分のふもとにある「サイト72」と呼ばれる位置からスピリットのナビゲーション・カメラで撮影した画像を合成したものである。この画像は円筒図法で、つなぎ目は幾何学修正されている。
2004.7.29.
Credit: NASA/JPL スピリット周囲360度を写しだしたステレオ画像。この画像はソル189日(2004年7月15日)に撮影したもので、コロンビアの丘の西山脚部分のふもとにある「サイト72」と呼ばれる位置からスピリットのナビゲーション・カメラで撮影した画像を合成したものである。この画像は円筒図法で、つなぎ目は幾何学修正されている。
2004.7.28
ソル174日
ソル175日
ソル176日 現在は、移動予定表面についての懸念が検討されている。砂に覆われた下り斜面は、オポチュニティがスリップすることなく移動できるのかどうか、移動前に充分調査しなければならない。オポチュニティは最近、30パーセントのスリップを経験しているのである。
2004.7.29.
ソル198日
ソル199日
ソル200日 スピリットは、今後もコロンビアの丘を登って露出岩石を探す。
2004.7.29
Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute カッシーニはタイタンの初のフライバイ後、振り返って、遠ざかっていく三日月形の、スモッグに包まれたタイタンを見た。この画像は自然色カラーで、最接近の約1日後に撮影したものである。タイタンの縁に沿ったところには、もやがわずかに青っぽく光っているのが見える。 右側画像には座標のグリッドがスーパーインポーズされており、タイタンの傾き(経度線が交わっている東側縁部分が南極)と共に、太陽光に照らされている部分の地理的領域を示している。黄色の曲線は、タイタンの昼と夜の境界である。 この自然色カラー画像は、青色、緑色、赤色の各フィルターで撮影した画像を重ねて作られた。これらの画像は、2004年7月3日にタイタンから約79万kmの距離、位相角(太陽-タイタン-カッシーニを結んだ線が作る角度)115度で、広角カメラを使って撮影された。画像の解像度は、ピクセルあたり47kmである。
2004.7.28.
ナビゲーション・カメラの白黒画像で研削穴を探すクイズが先週あったが、この強調カラー画像ならほとんどの人は7つの穴をもっと楽に見つけることができる。これは、数百万マイル彼方の地球で研削穴の調査をしている学者も同じである。 研削穴のある岩石の名称は、画像最上部(クレーターの縁に最も近いところ)から下方向へ順に、「テネシー」「コッブルヒル」「バージニア」「ロンドン」「グラインドストーン」「ケトルストーン」「ドラメンスフジョーデン」である。これらの穴が削られたのはそれぞれ、ソル138日(2004年6月13日)、ソル143日(6月18日)、ソル145日(6月20日)、ソル148日(6月23日)、ソル151日(6月26日)、ソル153日(6月28日)、ソル161日(7月7日)である。各穴の直径は、4.5センチである。 この画像は、パノラマカメラの750、530、430ナノメートルのフィルターを使った画像から作られた。撮影は、ソル173日(7月19日)である。
2004.7.28.
ナビゲーション・カメラの白黒画像で研削穴を探すクイズが先週あったが、この強調カラー画像ならほとんどの人は7つの穴をもっと楽に見つけることができる。これは、数百万マイル彼方の地球で研削穴の調査をしている学者も同じである。 研削穴のある岩石の名称は、画像最上部(クレーターの縁に最も近いところ)から下方向へ順に、「テネシー」「コッブルヒル」「バージニア」「ロンドン」「グラインドストーン」「ケトルストーン」「ドラメンスフジョーデン」である。これらの穴が削られたのはそれぞれ、ソル138日(2004年6月13日)、ソル143日(6月18日)、ソル145日(6月20日)、ソル148日(6月23日)、ソル151日(6月26日)、ソル153日(6月28日)、ソル161日(7月7日)である。各穴の直径は、4.5センチである。 この画像は、パノラマカメラの750、530、430ナノメートルのフィルターを使った画像から作られた。撮影は、ソル173日(7月19日)である。
2004.7.28.
2004.7.28.
2004.7.28
オポチュニティは、この5ソル日間、エンデュアランス・クレーターの探検を続けており、現在11メートルほどクレーター内部に入っている。最近の移動はソル171日の1回だけで、このときオポチュニティは転回して斜面をバックで下り、それから「クジラ」と呼ばれる形状の方向に向いた。クジラは堆積物の床岩にある垂直に突き出た形状で、この地域の水の歴史についての手がかりを含んでいるかもしれない。近い将来の計画は、クジラに沿って少なくとも7メートルほどさらにクレーター内部を下るというものである。オポチュニティの現在位置とすぐ下の斜面は、15〜20度の傾斜があるが、これは移動には問題がない角度である。 斜面の傾斜は緩やかだが、ソル171日の走行でわかるように、スリップは予測が困難である。ソル171日の移動マヌーバーでは、オポチュニティは予想外に約20センチもスリップして予定よりも下まで到達たのである。アームの届く距離には岩石の破片のようなものが見つかったが、これはオポチュニティが壊したクジラの割れた破片なのかもしれない。オポチュニティはこの位置に留まり、ソル173日と174日に、「アーノルド・ジッヘル」(テレビのシリーズ物「グリーンエーカーズ」に出てくる豚にちなんだ名称)と呼ばれるこの破片が、周囲の床岩と異なっているのかどうかを調査する。 時々しか機能しない岩石剥離器の温度センサーに関するマイナーな懸念は、解決した。このセンサーは、岩石剥離器を使用するときの機器のモーター温度を確認してモーター制御パラメーターをセットするために使われている。岩石剥離器チームは、このセンサーの代わりに、同じ目的のために近くのアームに取り付けられている温度センサーを使う予定で、このために岩石研削能力に支障が出ることはない。
ソル170日
ソル171日
ソル172日
ソル173日
2004.7.28
Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute カッシーニは土星軌道投入1日後、タイタンの近くを静かに疾走し、タイタンの南極領域の画像を撮影した。この画像は自然色カラーで、カッシーニがタイタンに最も接近したわずか約2時間後に撮影された。 右側画像には座標のグリッドがスーパーインポーズされており、タイタンの傾き(経度線が交わっている画像中央上部分が南極)と共に、太陽光に照らされている部分の地理的領域を示している。黄色の曲線は、タイタンの昼と夜の境界である。 この自然色カラー画像は、青色、緑色、赤色の各フィルターで撮影した画像を重ねて作られた。これらの画像は、2004年7月2日にタイタンから34万7000kmの距離、位相角(太陽-タイタン-カッシーニを結んだ線が作る角度)62度で、広角カメラを使って撮影された。画像の解像度はピクセルあたり21kmで、以前に公表されたタイタンの自然色カラー画像(この下の記事)よりも4倍近く改善されている。
2004.7.28
土星の月「タイタン」の表面はカッシーニによって撮影されたとはいえ、人間の目にはまだ謎である。この画像は、赤色、緑色、青色のフィルターを使って望遠カメラで撮影した画像を重ねて作られた。 可視光波長で撮影した自然色カラー画像では、タイタンは有機物質に富んだ光化学スモッグで覆われているために、表面は形状は隠されて滑らかなものになっておりオレンジ色に光っている。 カッシーニには、このようなタイタンのベールを貫通できるよう特別に設計されたスペクトルフィルターが搭載されている。さらに、カッシーニの背中にはホイヘンス・プローブがあり、これは2005年早くにタイタン大気中を降下して、このオレンジ色の謎の月を接近して見る予定になっている。 この画像を作っている画像は、2004年6月10日に約1310万kmの距離から、位相角(太陽-タイタン-カッシーニを結んだ線が作る角度)67度で撮影された。画像解像度は、ピクセルあたり79kmである。 2004.7.27
この銀河の群は2003年9月に撮影されたもので、画像に含まれているのは、衝突のためなのか、腕が引き伸ばされた黄色い渦巻銀河(右下)、爆発的に星が誕生している若くて青色の銀河(上部)、小さくて赤色のいくつかの銀河である。 このような特異な状況の銀河の中でも最も奇妙な形に見える銀河は、画像中央にある劇的な青色のアーク形状である。しかし、これは実際はこのような形状の銀河があるわけではなく光学的な幻影である。青色のアークは「重力レンズ効果」と呼ばれる現象で遠方銀河が「にじんで」奇妙な形に見えているのである。この「びっくりハウス鏡効果」は、遠方天体の光が、手前にある天体の質量によって曲げられて引き伸ばされて起きる現象である。この画像の場合の重力レンズ、つまり手前の天体は、地球から60億光年近くの距離にある赤色の楕円銀河である。銀河が赤色だということは、この銀河には年老いて冷えた星が含まれているということを示唆している。 像が細長いアーク状に歪んでいるこの遠方天体の距離は、約100億光年である。この太古の銀河が存在していたのは、ビッグバンからわずか数十億年後、つまり宇宙が現在の年齢の約4分の1の頃である。銀河の青色は、この銀河に青色の熱い星が含まれていることを示唆している。 重力レンズ効果の天体は、宇宙のあちこちに見ることができる。というのは、この宇宙が銀河に満ちているためで、従って遠方銀河からの光は、必ずしも別の銀河に邪魔されずに宇宙空間を通り抜けてくるわけではないのである。このことは、あたかも人でいっぱいの空港を歩いているようなもので、宇宙では、遠方銀河の光はその途上にある銀河の近くを通り抜けてくるのである。しかし、もし途上にある銀河の質量が大きいと、遠方銀河からの光は重力によって曲げられたり歪められたりする。 この画像中にあるような長いアークは、大銀河団の中に見られることが多い。というのは、大銀河団の質量が巨大だからである。しかし、アークが、この画像中にあるような孤立した銀河に起きることはあまりない。このような状況で重力レンズ効果が起きるには、遠方銀河と手前にある銀河は、ほとんど完全に同じ視線上になければならないからである。 重力レンズは、銀河について重要な情報を与えてくれる。これは、銀河中のダークマターを含む質量を直接確定する、ユニークで非常に有用な方法である。銀河は星とガスとチリだけでできているわけではなく、ダークマターと呼ばれる見えない物質が銀河質量のほとんどを占めているのである。新たに発見されたこの重力レンズ系「J033238-275653」は、『アストロフィジカル・ジャーナル』誌に発表された。この重力レンズ系の研究は、これと似た観測と共に、明るい近隣銀河質量の直接計測の初のケースになるかもしれない。
Credit: NASA, ESA, J. Blakeslee and H. Ford (Johns Hopkins University)
ハッブル宇宙望遠鏡
2004.7.27
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