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褐色矮星の惑星系

2005.2.10

Image Credit/ NASA/JPL-Caltech
褐色矮星周囲の惑星形成ディスクの概念図
NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡は、非常に質量の小さい褐色矮星の周囲に惑星形成ディスクがあるのを発見した。褐色矮星とは質量が小さすぎて星になりそこねた天体で、今回観測された「OTS 44」は木星のわずか15倍の質量しかない。「OTS 44」はカメレオン座の方向、500光年の距離にある。このようなディスクがある天体としてこれまで知られていた最も小さい褐色矮星は、今回発見のものの2倍の質量だった。「OTS 44」は惑星と星の境界線のところにあり、そこに惑星形成ディスクがあるということは、惑星の質量しかない天体の周囲にも惑星が形成されるという可能性が浮かび上がってくる。この論文は2月に発行される『アストロフィジカル・ジャーナル』誌第10号に掲載される。

ミマス・ブルース

2005.2.10

Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute
この画像は自然色カラーで、土星北半球の淡青色を背景に浮かぶミマスが写っている。複数の長い暗色の線は、大気の上にできている土星のリングの影である。

土星の北半球は現在比較的雲が少なく、太陽光は大気の奧まで通っている。太陽光がこのような状態になっているため短い波長の光が散乱して、最も北の緯度の領域が可視光で青っぽくなっている。

氷のミマス(直径398km)の下部にはクレーターがあり、これはミマスのえくぼのように見える。

この画像は、赤外線(930ナノメートル)、緑色(568ナノメートル)、紫外線(338ナノメートル)のフィルター画像の合成である。画像の色は、自然色に近くなるように調整されている。これと似た画像は自然のカンバス をご覧いただきたい。

この画像は、2005年1月18日に、土星から約140万kmの距離から望遠カメラで撮影された。画像解像度は土星でピクセルあたり8.5km、ミマスで7.5kmである。コントラストは、見やすくするために強調されている。

銀河は星なしで存在するかもしれない

2005.2.8

Image Credit: Arecibo Observatory
アレシボ天文台望遠鏡に新しい機器が搭載された。これはいわゆる「暗黒銀河」(ダーク・ギャラクシー)と呼ばれる星のない銀河を発見するのに威力を発揮する。この機器は「アルファ」と呼ばれ、基本的に7ピクセルのデジタル・カメラで、電波望遠鏡のデータ受信を7倍の速さにする。これによって銀河グループが観測され、銀河がガスから星を作り出すのにどれぐらいの時間がかかるのかを確定する。また、水素の痕跡を探すことで、光学望遠鏡では見えないガスの豊富な領域の発見もできる。

NASAの2006年度予算公表

2005.2.8

ホワイトハウスは今日、164億5000万ドルのNASAの予算を含む2006年度の予算を発表した。これは前年度の2.5パーセント増だが、ハッブル宇宙望遠鏡を救う予算はいっさい含まれていない。ハッブルのための予算は7500万ドルで、これはハッブルの軌道を変えて安全に破棄するためのものである。予算の内訳は96億ドルが科学、航空、探査のため、67億ドルがスペースシャトルと国際宇宙ステーションのためである。

自然色のレア

2005.2.7

Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute
土星の月「レア」の進行方向と反対側の半球。この画像は自然色カラーで、土星の別な月「ディオネ」と似た明色の筋形状の領域が写っている。しかしこの距離からでは、これらの筋形状が何なのか、正確なところは分からない。

レアの筋領域は、この解像度では表面を覆っている薄い層のように見える。2004年12月の中解像度のカッシーニ画像 では、ディオネの筋領域が多くの長細い割れ目が編み目状になっていることが分かる。

この画像は、2005年1月16日にレアから約49万6500kmの距離から、赤色、緑色、青色のフィルターの望遠カメラで撮影された。太陽-レア-カッシーニを結んだ線が作る位相角は、35度である。オリジナル画像の解像度は、ピクセルあたり約3kmである。画像はレアの北が上になるように回転され、見やすくするためにコントラストは強調され大きさも2倍拡大されている。

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