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サービス・ストラクチャーがディスカバリーから離れる

2005.7.26

Image Credit: NASA/KSC
後退してシャトルから離れるロテーティング・サービス・ストラクチャー。ストラクチャーが離れるとシャトルが見えてきた。
シャトル発射台のロテーティング・サービス・ストラクチャーは、7月26日午前4時38分(日本時間)にディスカバリーから離れた。ストラクチャーはシャトルに配置されているとき、シャトルのカーゴベイにペイロードをインストールし、悪天候のときにシャトルを守る。ストラクチャーが離れた今、7月26日昼(日本時間)に50万ガロン以上の液体酸素と液体水素をオレンジ色の外部燃料タンクに注入する準備ができた。悪天候でシャトル打ち上げができなくなる可能性はまだ40パーセントである。

ハッブル修理の予算つかず

2005.7.26

NASAがスペースシャトル飛行再開を間近にする中、ホワイトハウスはブッシュ大統領の、月と火星へ行くという計画を大きく支持。議員は、宇宙機関がリサーチ・プログラムとハッブル望遠鏡の修理に専念するよう主張。議会も、議員と一般に人気があるハッブル宇宙望遠鏡を修理するミッションを行うよう強く押したが、ホワイトハウスは予算外に2億7000万ドルかかるこのリペアミッションに抵抗を示した。

シャトル打ち上げ準備進む

2005.7.26

Image Credit: NASA/KSC
発射台39Bに設置されたロテーティング・サービス・ストラクチャー
スペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げ時間は現在も変わらず7月26日23時39分(日本時間)である。国際宇宙ステーションでは、ディスカバリーのペイロードベイに納められているハードウエアーを受け入れる準備がすでに整っている。発射台39Bでは、7月26日午前2時30分(日本時間)にロテーティング・サービス・ストラクチャーをセットする予定になっている。外部燃料タンクのセンサー以外の懸念材料は天候で、打ち上げ時間あたりに海風が強まり、雲が多くなるか、にわか雨があるかもしれない。天候が原因でシャトル打ち上げができない可能性は40パーセントである。フライトシステムと地上のサポートハードウエアーは準備が完了しており、クルーとサポートチームは、7月26日23時39分(日本時間)の打ち上げを心待ちにしている。

シャトル打ち上げに青信号

2005.7.25

Image Credit: NASA
NASAのマネージャーは日曜日にケネディ宇宙センターで会議を行い、7月14日の打ち上げ延期の原因になった外部燃料タンク内部の液体水素低レベル燃料センサーに関連した問題について話し合った。このセンサーのトラブルシューティングは、24時間体制で行われている。

カウントダウン中、この問題の再発が監視され、もしセンサーに関するなんらかの問題が発生すれば、カウントダウンは中止されて状況の調査が行われる。

このミッションでは、7人の宇宙飛行士が12日間国際宇宙ステーションに滞在し、スペースシャトルの安全のための新しい技術と装備のテストが行われ、さらに供給品がステーションへ届けられ、ステーションの修理も行われる。

写真: 可動プラットフォームのスペースシャトル「ディスカバリー」。右側にはサービスストラクチャーがある。写真のディスカバリーは外部タンク交換のため、発射台39Bからビークル・アッセンブリー・ビルディングに向かっている。

スペースカレンダー 2005年8月


Credit: NASA

2005.7.25.更新

日付は米時間 AU:天文単位 ロケットの打ち上げ日は、変更されることがよくあります。
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2005.8.01 山羊座アルファ流星群 がピーク
2005.8.01SAU 051 隕石 (火星からの隕石)発見、5周年(2000)
2005.8.01 Helen Battles Sawyer Hogg 、生誕100年(1905)
球状星団の観測でその中の変光星を発見し変光周期を確定。
2005.8.02メッセンジャー地球をフライバイ
NASAの水星ミッション。6年以上の飛行の後2011年3月に水星周回を開始する。水星への飛行中は、地球フライバイ(今回のフライバイ)、2 回の金星フライバイ(2006年10月と2007年6月)、3回の水星フライバイ(2008年1月、2008年10月、2009年9月)を行う。
2005.8.02★ カッシーニ がミマスをフライバイ(ターゲットなしフライバイ)
2005.8.03 カッシーニ、第26回軌道修正
2005.8.05ニール・アームストロングの75歳の誕生日(1930生まれ)
ジェミニ8号のコマンドパイロット(1966年3月16日打ち上げ)として、宇宙空間で2つの宇宙船の初のドッキングを行う。アポロ11号(初の 月着陸ミッション)のコマンダー。宇宙船を月面に着陸させ、月面に降りた初の人類。
2005.8.06ギャラクシー14、ソユーズFG-Fregatで打ち上げ
アメリカの通信衛星。ケーブルテレビに番組などを配信、家庭への直接テレビ放送、インターネット・サービス、電話通信サービスを提供。
2005.8.06水瓶座イオータ流星群がピーク
2005.8.08海王星が衝
2005.8.09Anik F-1R、プロトンK-Briz Mで打ち上げ
南北アメリカへの通信サービス。Anik F1の後継衛星。
2005.8.10★ マーズ・レコネッサンス・オービター、アトラスVで打ち 上げ
2005.8.13 カッシーニ、第27回軌道修正
2005.8.10土星リング面が縦に、10周年(1995)
土星リング面が地球から見て縦方向になり、リングが消失したように見える現象。リングの光が大きく減少するため暗い天体が見えるようになり、土星 の未発見の月の発見が行われた。
2005.8.10マゼラン金星軌道へ投入、15周年(1990)
2005.8.12 ペルセウス座流星群 がピーク
2005.8.12エコー1号 打ち上げ、45周年(1960)
直進する電波を反射して球面の地球の遠方地域に通信することを可能にしたアメリカの衛星。現在の通信衛星とはちがい、エコー衛星は単純な金属製の バルーンで、地上からの電波を反射して通信を可能にするものだった。
2005.8.15 OICETS / INDEX、Dnepr 1 で打ち上げ
日本の通信実験衛星「光衛星間通信実験衛星」。ロシアのバイコヌール宇宙基地 から打ち上げられる。
2005.8.16火星が至点(北半球の冬の始まり)
2005.8.17ヴェネラ7号(ソ連の金星着陸機)打ち上げ、35周年(1970)
2005.8.18 Monitor E 、N1ロコットKMで打ち上げ
2005.8.18 カッシーニ、第28回軌道修正
2005.8.18すいせい(PLANET-A)(日本のハレー彗星ミッション)打ち上げ、20周年(1985)
2005.8.19スプートニク5号(2匹の犬−ベルカとストレルカ−を乗せたソ連の宇宙船で、犬は無事 生還)打ち上げ、45周年(1960)
2005.8.20ヴァイキング1号(アメリカの火星着陸機と軌道船)打ち上げ、30周年(1975)
2005.8.20Ernst Hartwigによる超新星「S Andromedae」 発見、120周年(1885)
「Sアンドロメダ」はアンドロメダ座に発見された変光した星で2番目のもので、天の川銀河外で発見された最初の超新星である。この星は8月17日 から20日までの間に6等級まで明るくなり、数人の観測者によって独自に発見されたが、その重要性に気づいたのは Hartwig だけである。1890 年16等級まで暗くなった。
2005.8.21ジェミニ5号(Gordon Cooper と Charles Conrad を乗せた宇宙船)打ち上げ、40周年(1965)
2005.8.22★ カッシーニ、タイタン・フライバイ
2005.8.24プログレス M-54、ソユーズ FG で打ち上げ(国際宇宙ステ ーション 19P
2005.8.24水星が西の最大離角(18 度)
2005.8.25Topsat/China DMC/SSETI-Express/Mozhayets 5/N-Cube 2/Sinah 1、コスモス3Mで打ち上げ
2005.8.25 カッシーニ、第29回軌道修正
2005.8.25水瓶座イオータ流星群 がピーク
2005.8.29白鳥座新星1975 発見、35周年(1970)
記録上最も劇的な新星の1つ。翌日には2.0等級まで明るくなり白鳥座の形を変え、その後の3日間で3等級暗くなり、45日間のトータルでは7等 級暗くなった。この新星は最も大きな出没角で、最も速く明るくなり、明るさも20世紀で2番目だった(最も明るかった新星は1942年に出現した Puppis 1942 )。
2005.8.30 NROL -22、デルタ4ミディアムで打ち上げ
2005.8.30 カッシーニ、第30回軌道修正

マーズ・レコネッサンス・オービター

2005.7.23.

Image Credit: NASA/JPL

NASAの次の火星ミッション「マーズ・レコネッサンス・オービター」(MRO)は、低軌道からこれまでにない詳細な表面部分を調査する。ケネディ宇宙センターでは、この探査機を2005年8月10日に打ち上げる準備を進めている。

MROが調査するのは大気上層部から表面下の地層まで幅広く、特に火星の水の分布とその歴史の調査を行う。さらに将来の火星ミッションのための最良の着陸サイト決定のための調査と、着陸機からの高率データ通信リレーも行う。

MROには6つの観測機器が搭載され、大気、表面、表面下の調査と、時と共にそれがどう変化してきたかも調査する。MROにはカメラが3台搭載されており、その1つは、これまで地球外惑星に送り込まれた最も大きな直径の望遠鏡カメラで、机ほど小さな形状までが解像できる。もう1つのカメラは高解像度カメラの10倍の領域のコンテクスト画像を撮影する。3つ目のカメラは火星全体を撮影して火星の気象を調査する。

カメラ以外の3つの観測機器は、野球場の内野ほどの小さな領域の水に関連した鉱物を特定することができる分光計、地中の層や岩石や氷、それにもしあれば水を調査するイタリア宇宙機関提供の地表面貫通レーダー、大気中のチリ、水蒸気、大気温度を監視する放射計である。これらの調査に加え、探査機の動きを分析して上層大気の構造と火星の重力場の調査も行われる。

MROが火星に到着するのは2006年3月で、その後、エアブレーキを使って軌道の形を徐々に低くして表面からの平均距離を約300kmにする。この軌道の高さは、現在活動中のマーズ・グローバル・サーベイヤー、マーズ・オデッセイ、マーズ・エクスプレスの平均高度より20パーセント以上低い。これによって、これまで見たことのない火星を見る能力が加えられるのである。ミッションの主科学調査段階は2006年11月に始まり25ヶ月間続く。

地球にデータを送信するアンテナは大きな太陽電池で電力を得る、これまで火星に送り込まれた最大のアンテナである。このアンテナを使うと1分間のデータ送信量がこれまでの火星探査機の10倍にもなる。これによって、より高解像度の画像がより多く送信でき、観測機器の価値を倍増させることができ、さらに、着陸機からの観測データのリレーも同じ高速で行うことができる。

この探査機の重量は燃料フル充填で2トン以上になるため、打ち上げでは惑星間ミッションとして初めて強力なアトラスVロケットが使われる。

このミッションは、NASAの科学ミッション・ディレクトレートのために、パサディナにあるカリフォルニア工科大学の一部門のジェット推進研究所により運営されている。探査機を建造したのは、デンバーにある、プロジェクトの主コントラクターのロッキードマーティン・スペースシステムズ社である。