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困難な5輪走行

スピリット ソル790〜797日ステータス

2006.4.2

Credit: NASA/JPL
ソル796日にナビゲーションカメラで撮影した画像。この日のスピリットは時計方向に60度転回して新しい道の方向に向き、スリップを確認しながらの前進だったが、4メートル進んだところで限界以上のスリップがあり停止した。
Credit: NASA/JPL
ソル796日にパノラマカメラで撮影した画像。スピリットの車輪跡と、車輪で掘り返されて出てきた明色の物質が写っている。

オデッセイの通信リレーは2006年3月25日に回復した。スピリットはソル792日と794日(3月26日と27日)に走行を行ったが、現在の地表状況と走行状態が悪いために進展は少なかった。ジェット推進研究所のテスト場では現在、新たな5輪走行の方法を開発中である。スピリットを進行方向に向ける方法は火星でもうまくいったが、現在位置が柔らかい土壌で傾斜もあるため丘を登る移動は困難になっている。最近スピリットが試みているルートは週末にはあきらめ、丘を後退して数メートル下りて異なるルートを通り、火星の冬を生き残るために北向きの斜面の方向に進むことにした。

右前輪のモーターを様々な電圧を使って動かして走行するテストが行われたが、車輪は動かなかった。このテスト結果はジェット推進研究所のテスト結果と矛盾せず、モーターが断線していることを示している。このため、このモーターはこれ以上使用しないことにし、5輪走行を続けることにした。

ソル790日(3月24日)
パノラマカメラによるいつもの空の透明度観測(タウという変数が使われている)とミニ熱放射分光計による空と地表の調査を完了。この日の軽い活動終了前、掘り返された車輪跡の土壌を13枚のフィルターを使ったパノラマカメラで撮影。

ソル791日
オデッセイは3日間にわたって予防措置的なセーフモードに一時的に入っていたため、ローバーとの通信リレーができなくなっていたが、通信を再開。パノラマカメラで空の透明度調査といくつかの岩石のサーベイ。空と地表、それに車輪で掘り返された土壌をミニ熱放射分光計で調査。

ソル792日
オデッセイを介したダウンリンクが再開し、2時間の走行を計画。新しい走行ターゲットの方向に向くため約125度転回して移動を開始したが、数メートル移動後71パーセントのスリップを検出して停止。

ソル793日
遠隔調査の軽いスケジュールを完了。

ソル794日
5.7メートル移動したが、この距離のほとんどは目的地への移動ではなく進行方向の変化だった。再び大きなスリップのため走行は停止。

ソル795日
ソル792日と793日の2日間の計画と同様、軽い遠隔調査を実施。

ソル796〜797日
アップリンクの時間がマーズ・レコネッサンス軌道船のエアブレーキ・マヌーバーの時間と重なって同時に同じ波長が使えないため、スピリットは先にソル796日とソル797日のコマンドを地球からオデッセイを介してアップリンク。ソル796日の計画は、時計方向に60度転回して新しい道の方向に向き、ビジュアル距離測定でスリップを確認しながらの前進だったが、4メートル進んだところで限界以上のスリップ(61パーセント)があり停止。前回の走行の試みと同じように、記録された走行距離ははとんどが前進ではなく転回だった。移動後、北に面した斜面への別なルートを探すための画像を撮影して地球へアップリンク。

ソル796日(2006年3月30日)現在のトータル走行距離は6836メートルである。

新しいタイプの月を発見

2006.3.31

Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute

土星のリング内部に、全く新しい種類の小さな月(ムーンレット)が複数あることが発見された。これらのムーンレットは直径が約100メートルしかなく、リング系全体では1000万個もあるかもしれない。土星のリングは、土星とその月を作ったディスク物質の残余ではなく、そこにあった月が数百万年前に土星の重力で引き裂かれてできたのではないかと長年の間思われてきた。これらのムーンレットは、後者の考え方が正しいという証拠になるかもしれない。

カッシーニが撮影した高解像度画像の詳細な分析で、「プロペラ」のような形の「対になった暗い筋」が4つ発見された。これらの形状が発見されたのは、土星の主リングセクションにある明るいAリング中央部分の何の変哲(へんてつ)もないところだった。これらの「プロペラ」は、このサイズのムーンレットが近隣の粒子にどのように影響しているかを直接観測した最初のものである。画像撮影は2004年7月1日にカッシーニが土星軌道に投入されたときである。この発見は『ネイチャー』誌の今週号に掲載される。

1980年初頭のヴォイジャー探査機観測を含む以前の計測で、土星リングはほとんどが直径1センチ以下から小さな家のサイズまでの小さな水の氷の粒子でできていることが分かっていた。そして直径30kmの「パン」と7kmの「ダフニス」のように、リングの中に月があるということもこれまでも知られていたが、今回の発見は直径約100メートルという小さな天体の初の証拠である。これらのムーンレットがリングの非常に小さな領域の中に発見されたということから、リング系内部には、これと同じようなムーンレットが全部で約1000万個あると見積もられた。

パンやダフニスのような大きな月はリング粒子を吸引して軌道上に大きなギャップを作るが、これに対してムーンレットは軌道全体にギャップを作るほど重力は強くなく、自分の周囲に粒子の少ない部分を作るだけである。そしてこうして作られたギャップは、飛行機のプロペラのような形になる。ムーンレットによってこのような形状が作られるということはコンピュータ・モデルによって予言されており、これによって今回の「プロペラ形状」発見がムーンレット存在の証拠となったのである。

惑星の系とはスケールが極端にちがうが、小さな粒子でできたリング中に埋め込まれたムーンレットが検出されたということは、初期の太陽系を含む、形成したばかりの星の周囲ディスク中で惑星が作られるプロセスを観測する機会が与えられたということなのかもしれない。

右前輪を調査

スピリット ソル782〜789日ステータス

2006.3.30

Credit: NASA/JPL
ソル788日に前方危険防止カメラで撮影した画像。スピリットは右前輪が動かなくなり、後退走行で右前輪を引きずるように移動している。この画像で分かるように右側の車輪の溝が左側よりも深くなっているのは、右前輪を引きずっているためである。このおかげで地表は大きく掘り返されて、下にあった明色の土壌が露出した。これと同じような物質は以前にも発見されており、その土壌は塩に関連する元素が豊富なことが分かった。ここにある明色の土壌も以前のものと同じ可能性が強く、もしそうなら過去の時代にここに水が存在していたことの証拠になる。
Credit: NASA/JPL
ソル787日にナビゲーションカメラで撮影した画像。この画像にも地表面下にある明色の物質が掘り返されていることが写っている。

スピリットの右前輪の不具合についての調査は続けられている。診断テストは前回のテストよりも差をつけた温度で行われ、車輪が開回路(とぎれた回路のことで電流は流れない)の状態になっていることが示唆された。ジェット推進研究所のテストベッドでは、5輪走行の特徴を理解するための実験も行われている。

2006年3月21日にマーズ・オデッセイがフォールト・プロテクションの行動をとって予防的なセーフモードになってしまった。このためオデッセイは3日間にわたってスピリットとオポチュニティからのデータをリレーして地球に送信できなくなった。スピリットは土曜日に特別な計画を立てて、失った日の埋め合わせを行った。冬が近づいているため、スピリットが北に面した斜面に移動して真冬の間に生き抜く電力を得ることは最も優先しなければならないことである。

スピリットは、前日の活動後の位置情報や健康情報のデータをダウンリンクするタイミングが遅すぎて翌日の走行計画が立てられない「限られた活動の日」の最中で、現在の移動は1日おきにしかできない。

ソル782日(2006年3月16日)
9メートル以上を移動。

ソル784日
中庸の斜面のマウンドに阻まれ、0.85メートル移動したところでスリップが大きすぎて停止。

ソル787日
4.5メートル移動して、車輪をとられやすいマウンドから逃れる。

ソル788日(2006年3月22日)
約11メートル走行して新たな位置への移動を計画。

ソル787日(2006年3月21日)現在のトータル走行距離は6812.16メートルである。

また塩を発見?

エレボスから徐々に離れる

オポチュニティ ソル762〜770日ステータス

2006.3.29

Credit: NASA/JPL
ソル767日にナビゲーションカメラで撮影した画像。この日のオポチュニティは、さざ波を越えながら44メートルの移動をした。
Credit: NASA/JPL
ソル766日にパノラマカメラで撮影した画像。オポチュニティは、遙か南にあるクレーターに向かってこのような砂のさざ波と露出層の領域を移動している。

オポチュニティは元気でエレボスクレーターから徐々に離れていて、先週は180メートル近く移動した。

ソル762日(2006年3月16日)
長く平坦なトラフの前で1日を開始し、この道を53メートル以上移動。

ソル763日
大気調査と雲の観測。

ソル764日
ターゲット遠隔調査で、「レッドリバー・ステーション」と「カワセミ」のパノラマカメラ画像を撮影。「ラッシュ・スプリングス」と「レッドリバー・ステーション」のミニ熱放射分光計計測。1日の異なる時間帯で雲のムービーを3つ撮影。これ以外の大気調査も実施。

ソル765日
48.5メートル移動。初めは小さなさざ波を越え、次に露出層があるトラフに下りて走行。

ソル766日
34.6メートル移動。初めはトラフの中、次に小さなさざ波をいくつか越えて走行。

ソル767日
小さなさざ波をいくつか越えながら約44メートル移動。この日の道には露出層がなかったため、スリップチェックをより頻繁に実施。走行前に近隣の露出層のパノラマカメラ画像を撮影。

ソル768日
午後のUHFリレーの前にオデッセイがセーフモードに入ってしまったため、前日のソル767日の活動結果の情報が地球で得られず、70分間の地球ダイレクト通信セッションを計画。火星は地球から徐々に遠ざかっており、直径34メートルのディッシュを使った深宇宙ネットワークでもデータのダウンリンク率は低下して、わずか6メガビットである。しかしそれでも、ソル767日に予定されていた、移動を含む活動が完全に成功したことが分かった。

ソル769日
オデッセイはセーフモードからまだ復旧中でUHFダウンリンクは不可能だったため、この日の予定は、使われるデータ量が非常に少ない大気透明度調査が2回だけとなった。深い眠りのモードは使わなかった。

ソル770日(2006年3月24日)
早朝にオデッセイからの通信リレーが回復するのではないかという期待でこの日の計画を立てる。大気透明度観測とミニ熱放射分光計による空と地表のスキャンを計画。深い眠りのモードもを実施。

ソル768日(2006年3月22日)現在のトータル走行距離は6908メートルである。

スペースカレンダー 2006年10月

2006.3.28

スペースカレンダー 2006年10月
スペースカレンダー 2006年4月(2006.3.28.更新)
スペースカレンダー 2006年3月(2006.3.28.更新)

火星の微生物が作ったトンネル?

2006.3.27

Image Credit:
バクテリアは水のあるところならどこにでもいるように思われる。バクテリアの1種は、火成岩に穴を開けて鉄やその他の化学物質を食べるため、細い「トンネル」(バロー)が残る。これと同じようなサイズ、形、分布をした一連のバローが、火星からやってきたと考えられている「ナクラ」という隕石の中に発見された。火星は遙かな過去の時代に水が存在したという証拠が大量に蓄積されつつあるが、今回の発見はDNAこそ抽出することができなかったとはいえ、地球以外の惑星の水の中に生命が育まれていたという興味をそそる可能性を提示してくれている。この調査結果は『アストロバイオロジー』誌の最新号に掲載された。

「ナクラ」隕石は1911年にエジプトに落ち、形成年代は13億年前で、隕石中に見つかった粘土の年齢によると約6億年前に水中にあったと考えられている。

画像:  薄くスライスした火星の隕石「ナクラ」の顕微鏡画像。ナクラ(黄褐色の部分)の中にある「トンネル」(四角で囲まれた部分)は、その大きさと形が微生物が地球の岩石に開けた「トンネル」と似ている。トンネルの長さは約10ミクロン(1ミクロンは1ミリの1000分の1)である。地球の典型的なバクテリアのトンネルの長さは約1ミクロンである。

火星のバクテリアは氷の下?
火星からの隕石「ALH84001」に微小化石らしきもの発見

驚きの高解像度初画像

2006.3.26.

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/University of Arizona
NASAのマーズ・レコネッサンス軌道船(MRO)搭載の高解像度科学画像カメラ(HiRISE)で撮影した火星の初画像フル解像度バージョンの一部。MROは2005年8月12日に打ち上げられ、2006年3月10日に火星軌道に入った。画像撮影位置は、南半球高地中緯度である。

この画像はHiRISEによる初のテスト画像で、撮影は2006年3月24日に高度2,489kmから行われ、解像度はピクセルあたり2.49メートルが達成されている。画像で確認できる最小の物体は幅3ピクセルのものである。2006年秋に始まる主科学段階で撮影されるこの同じ緯度領域の画像は、約280kmの高度から撮影され、解像度はピクセルあたり28センチという詳細なものになる。(確認できる最小の物体が幅3ピクセルとすると、それは幅84センチということになり、幅2.3メートル、長さ1.6メートルのマーズ・ローバー「スピリット」と「オポチュニティ」は充分解像できる。m.kanai)

この画像はより広範囲を撮影した画像の一部で、カバーしているのは約4.5x2.1kmの領域である。このテスト画像の品質は素晴らしいもので、肉眼で確認できる「にじみ」あるいは「ぼけ」は全くない。高い信号対雑音比率のおかげで、影の中にある地表も詳細部分が写し出されている。

MRO初画像全体像

2006.3.26.

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/University of Arizona

NASAのマーズ・レコネッサンス軌道船(MRO)搭載の高解像度科学画像カメラ(HiRISE)で撮影した画像がカバーしている火星面。この画像はHiRISEによる火星軌道上からの初のテスト画像で、撮影は2006年3月24日に高度2,489kmから行われた。

この画像は、大きく解像度を落として赤色フィルターで撮影した縦横10枚ずつの画像をつないだモザイクである。これがフル解像度画像なら、横2万ピクセル、縦9500ピクセルという画像になるはずである。右下の白い四角は、前ページのフル解像度部分画像の位置である。

この画像がカバーしているのは横49.8km、縦23.6kmで、ここには火星の南半球中緯度高地の典型が見られる。画像中央には1つの古くて朽ちたクレーターがあり、その左右には河床が走っている。この領域の一部はずっと新しく、層状の岩屑(がんせつ)に覆われている。この岩屑層は所々で滑らかになっているが、それ以外の部分は粗く、これは部分的に液体が昇華したということなのかもしれない。このことが示唆しているのは、この岩屑層に水や二酸化炭素(の片方あるいは両方)のような揮発性物質が氷の形で豊富に含まれている(あるいは、含まれていた)ということである。さらにこの地形には、シャープな縁のたくさんの小さな衝突クレーターと、風の作用でできた砂丘も見られる。この画像が示しているのは、太古の火星(河床と浸食されたクレーター)とそれよりもっとずっと現在に近い時代の火星(揮発性物質が豊富な岩屑層)のどちらにも、水に関わるプロセスがあったのかもしれないということである。

この画像の幾何学的処理は非常に予備的なもので、特に個別のCCDによって撮影されて縦横10枚につなげられたフル解像度画像の継ぎ目には「ずれ」が見られる。

また塩を発見?

2006.3.25.

Image Credit: NASA/JPL-Caltech

「マックールの丘」北西側面がある東の方向に進んでいるスピリットは車輪で地表を掘り起こし、このミッションで最も大量の明色土壌を発見した。この画像はソル787日(2006年3月21日)にナビゲーションカメラで撮影したもので、大きく広がる驚くほど明るい色調の堆積物が写っている。

スピリットはこの数日前にも明色の物質の小さなパッチを車輪で掘り起こし、これは非公式に「ティロン」と名付けられた。パノラマカメラ画像に写っていたティロンは、ミッション初期で発見された明色土壌の2つのパッチ部分、「アラド」と「パソロブレ」に酷似していた。「パソロブレ」は「ハズバンドの丘」の西斜面にある「カンバーランドの峰」を登っていた2005年に発見され、「アラド」は2006年1月初旬に「ハズバンドの丘」すぐ南の盆地底に発見された。スピリットの機器による調査の結果、この2つの明色土壌には、鉄分を含んでいる硫酸塩で占められた塩の元素があることが確定された。この画像に写っている今回発見された明色土壌はミニ熱放射分光計で分析されており、以前の2つの明色土壌との比較が行われる。

これらの発見が示唆しているのは、火星グセフクレーター内にある「コロンビアの丘」領域の斜面と谷底に、明るい色調の堆積土壌が広く分布しているのかもしれないということである。塩は液体中に簡単に溶けて移動できるため、その塩が存在するということは過去に水が存在していたことの記録なのかもしれない。

マーズ・ローバー → スピリット
硫黄が豊富な土壌(パソロブレ)

アラドから移動

ペイソンを離れる

オポチュニティ ソル757〜763日ステータス

2006.3.24

Credit: NASA/JPL
ソル760日にナビゲーションカメラで撮影した画像。オポチュニティはこの日、エレボスクレーターのペイソン露出層の調査を終了してクレーターを離れて南への旅に出発した。画像左上に見えるのがペイソン露出層で、クレーターから離れていくオポチュニティの車輪跡も写っている。
Credit: NASA/JPL
ソル758日にパノラマカメラで撮影した画像。エレボスクレーターの露出層が写っている。

オポチュニティは「ペイソン」露出層の科学調査を終了した。オポチュニティは「限られた活動モード」で動いているため、走行は1日おきにしかできないが、それでも「エレボスクレーター」縁から離れる旅を開始した。通常のスケジュールに戻ったオポチュニティの次の計画は、ずっと南へ移動することである。

ソル757日(2006年3月11日)
2つ目の「 ハーフパイプ オポチュニティ・チームが名付けた名称で、エレボスクレーター内のペイソン露出層近くにある複数の浅いトラフ。 」の入り口に停止。このハーフパイプは1つ目のものよりも露出層が少なくて荒石が多く、南への出口は砂の堆積でふさがれていたため、内部を一部だけ走行して露出層の撮影をすることにした。この移動の前に、「ユーマン」というターゲットのパノラマカメラ画像を撮影。約20メートル移動した後、通常の走行後撮影と「ホーカン」ターゲットのパノラマカメラ・モザイク画像撮影、それにこのターゲットのミニ熱放射分光計計測を実施。

ソル758日
約17メートル後退走行。途中短時間停止して「ヤヴァパイ」ターゲットの小さなパノラマカメラ・モザイク画像を撮影し、ハーフパイプから出る。この日の最後にはエレボスで計画されていた全ての調査を完了し、南への移動の準備が整った。

ソル759日
バッテリー充電の日。大気と雲の観測を少し実施。

ソル760日
南への移動を開始! 移動は33.5メートルで、最初に露出層の上、次に砂の堆積の間を走行。

ソル761日
パノラマカメラとミニ熱放射分光計で大気と地表を観測。

ソル762日
長く平坦なトラフに入って、この中を約50メートル移動の予定。

ソル763日(2006年3月17日)
大気と雲の観測を予定。

ソル761日(2006年3月15日)現在のトータル走行距離は6735.31メートルである。